- 海外に行くためにはどのくらいの英語力が必要？
- 英語を学ぶためにはどこから勉強したほうが良い？
- おすすめの勉強方法は？
海外に行こうと考えた時、恐らく全ての人が心配になるのが現地の人とのコミュニケーションだと思います。この記事では特に英語の勉強方法に焦点を当てて、海外での活動ではどのくらい英語力が必要なのか、どの能力が大事なのか、有効な勉強方法は何か等の質問に答えています。
海外に行こうと考えている人は一度こちらの記事を参考にしていただければ嬉しいです。
海外に行くにはどのくらい英語力が必要？
思っているよりも英語能力は必要ない
海外で生活をしていると日本人の英語力というのは本当に多種多様です。ただ海外で働いて思ったのは、”英語が上手”という日本人を見かける事は意外と少ないです。
もちろん英語がペラペラな人もいますが、拙い英語であってもその仕事や状況にあった単語と文書を組み合わせれば、コミュニケーションは意外と簡単です。英語が苦手な人でも海外にきて1ヶ月程度コミュニケーションを練習すれば生活に困ることはほとんどなくなります。
業務内容や働く相手によって大きく異なる
ただ、必要な英語力は働く場所や業種によって大きく異なるため、そこに合わせた英語力を目標にするべきです。
地域の違い(第一言語か第二言語か)
もし第一言語として英語を使用している、イギリス・アメリカ等の国に行く場合には、高い英語力が必要になります。ネイティブの人が話す英語は速度も早く、発音の短縮・省略等もみられるためそのリスニングにはかなりの練習が必要です。
ボランティア等で海外に行く場合には日本人と同じように英語が第二言語の国で活動することが多いです。第二言語同士であればそれほど高い英語力は必要ありません。第二言語同士のコミュニケーションは発音・イントネーションの癖があるため慣れる必要がありますが、速度も比較的ゆっくりでわかりやすい言い回しを使う事が多いです。第二言語同士であるため、お互いにわかりやすい表現を使ってくれます。
業種の違い
もし仕事で使用する場合には、その業種に応じた英語力が必要となります。もし英語での会議やディスカッションを多く行うような業務内容であれば当然高い英語力が必要となります。ボランティアのようにメインの仕事には英語は関係なく、そのコミュニケーションに使用する程度であれば比較的簡単な英会話ができれば十分対応可能です。
業務内容によって求められる英語能力は大きく異なるため、事前に確認をしてください。
また、もし仕事で使用する場合にはその業種特有の単語、言い回しを学ぶ必要があります。一見難しいと思われがちですが、普段から使っている分、比較的短時間で慣れる事ができます。また、仕事の英会話は使う状況が限られているため、よく使う言い回しを覚えておけば臨機応変が求められる日常会話よりも簡単です。
簡単なコミュニケーションは中学英語で十分
実際はコミュニケーションだけであれば中学〜高校英語の単語・文法・文章力があれば十分です。その使い方、応用力、実践力を鍛える事ができれば何も困らずに海外で生活する事は可能です。
ほとんどの日本人は中学〜高校英語で十分すぎる知識は持っています。後はアウトプットをして練習していくという事が最も大事です。
最低限身につけておいたほうが良い英語力
単語力は中学〜高校レベルで十分対応可能
ネイティブは数万語の英単語を使っていますが、実際には3000語の英単語で93%近くの日常英会話を理解することが可能です。これだけ覚えておけば日常英会話で困ることはまずありません。3000語という数字は非常に多く感じますが、私達日本人は中学〜高校の段階すでに3000語近い単語は学んでいる事が多いです。
そのため、中学〜高校レベルの英語がわかる人であれば単語力よりもコミュニケーション能力の向上を頑張るほうが効果的といえます。
たまにわからない単語は出てきますが、文脈で予想したり、意味を確認する事で何不自由なくコミュニケーションができます。
文法力も中学〜高校レベルがあれば十分
日本人の文法力は比較的高いと言われています。ネイティブの人たちは経験や無意識で行っていることを日本の英語教育では丁寧に言葉・知識として覚えているためです。
中学〜高校で英語を学んだ人であれば、自分の英語力には自信を持ってください。まだ自信がない人についても教科書の復習だけでも十分な文法力がつきます。
リスニング・コミュニケーションは練習が必要
リスニングとコミュニケーションは日本人の苦手とする部分の一つだと思います。日本では意識をしなければ授業以外で英語にふれる事はほとんどありません。また授業も文法・単語等を中心に学ぶ事が多いため実践力が身につきづらいです。
実際のコミュニケーションでは単語力・文法力より、何よりもこのリスニング・コミュニケーション能力が必要になります。
英語の上達に大切なマインドセット・考え方
とにかくアウトプットをする
どんな学習でも言えることですが、まずは覚えたことをアウトプットする事が重要です。
単語帳、文法集から勉強を始める人も多いです。それもとても良いことですが、覚えたことはアウトプットをすることでより深く定着します。特に言語学習においてはそれがとても顕著です。
コミュニケーションという点においては、何冊も本を読んでから実践に挑む人よりも、わからなくてもとりあえず実践に飛び込む人の方が、圧倒的に成長が早いです。
英語を理解する時に和訳をしない
私自身も含めて多くの日本人は英会話を始めたばかりの時は、次のように英語を日本語に翻訳したり、日本語から英語を考えることが多いです。
Do you speak English?
↓
あなたは英語を話せますか？
はい、話せます。
↓
Yes, I do.
これは日本人に多い癖です。中学〜高校での英語教育を受けていると基本的に英文和訳で意味を覚えるため、自然とこのような英語の理解をとっている人が多いです。
この方法で英会話をしようとすると、非常に時間がかかりスムーズなコミュニケーションができません。ある程度英会話に慣れている人はこのように日本語を変換する事は滅多にしません。理解が難しい時にたまに考えるくらいです。
この癖をなくすためには、まずは実際に話す機会を増やす事が大事です。特にカランメソッドのような即興英作文の教材に取り組む事により効果的に改善することができます。
日本語で理解するのではなく、イメージで英語を理解する練習をしましょう。
単語を日本語ではなくイメージで覚える
上記と似た内容です。我々は日本語に対してある程度のイメージを持っています。”赤い”であればその色を、”りんご”であればりんごそのものをイメージできます。
しかし単語帳で勉強をしていると、次のように覚えてしまう事が多いです。
book→
ではなく
book→本→
我々が日本語で行っているように単語とイメージを直接つなげて覚えるように練習することが大事です。例文や文章から単語を覚えるのは、イメージ付けにとても効果的です。
英語を喋る環境をつくる
英会話教室、英会話カフェ、外国人との友達づくり、なんでも良いのですぐに英語を話せる環境を作ってください。
“アウトプットする”と被ってしまう部分はありますが、まずは英語を話す習慣を作るのは重要です。言語学習は一回に長時間勉強をするよりも、短時間でも1日1回定期的に勉強する方が効果的です。
英単語の勉強方法
オススメの本
- 発音記号がある
- 英語の例文が乗っている
- 使用頻度の高い単語がのっている
英単語集を選ぶ基準として重要なポイントです。たまに発音記号が乗っていない英単語集がありますが、単語を覚える際には発音は非常に大事です。伝える事が目的なのですから正しい発音の理解は必要です。
また単語を覚える際には例文と一緒に学ぶのが効果的です。単語を”日本語ではなくイメージ”として覚える事ができれば日本語のようにスムーズに使う事ができるようになります。
ネイティブは数万語の英単語を覚えていると言われていますが、実際に日常英会話でよく使うのはその一部だけです。高校までで覚える約3000語の単語力があれば十分、難しい場合でも中学までの英単語があればコミュニケーションは可能です。あまり単語数が多い単語帳を使用すると挫折してしまう可能性が高いです。もし英単語が苦手な場合ははじめから全て覚えるのではなく中学英単語の1000-2000語から挑戦してみてください。知っている単語は多いのでそれほど苦労はしないと思います。
最低限の英単語で良い
ターゲット中学英単語
定番の英単語集ですが、必要十分な英単語が揃っています。長年愛されている英単語帳であり、内容は洗練されています。発音記号、例文も豊富であり非常に覚えやすい構成です公式の無料音声アプリもあるため、実際の音声を聞きながら正しい発音を学べます。
使われる頻度が多い英単語から順番に並んでいるため、効率よく単語を覚える事ができます。
難しい単語も覚えたい
私自身が大学受験で使用していた英単語集です。ただこちらは日常英会話で使わないような英単語も多く掲載されているためコミュニケーションのみに使用したいという人には向きません。
もし英語の文章を読んだり、ディスカッションをしたいと思った場合等のより高い単語力がほしいと思った場合には検討してください。こちらの単語で90%近くの単語をカバーできるため意味を類推しながら読むことができています。
英単語ターゲット
有名な単語集です。ターゲット中学英単語と同様に使われる頻度が高い順番に英単語が並んでいます。また例文と発音記号も掲載されており英単語学習には必要十分な内容です。
単語量に応じて1900、1400、1200の3種類がありますが1200の一番少ない単語集でも十分実践に役に立ちます。
Duo 3.0
大学受験用の英単語集でありその単語量および難易度は高いです。ただその人気は根強く大学受験用の英単語帳として長年愛されている本の一つです。私自身も大学受験時のメイン英単語参考書として使用していました。
その他の英単語帳と大きく違う点は、文章→英単語の順番で覚えるという点です。560個の文章に重複のない重要単語1600語および重要熟語が1000語記載されています。またその類義語や反意語も記載されておりそれを全て合わせると9000語近い語がカバーできます。
英語のコミュニケーションにはこれほどの単語力は必要ありませんが、しっかり単語の勉強をしたい人には一番オススメしたい英単語集です。
システム英単語
この単語集も単語単体ではなく文章・フレーズとして覚える英単語集です。過去の大学受験試験を解析し、使われる頻度が多い単語・言い回しを分析する事で効率良く大学受験用の単語を覚えることができる単語集です。
上記のように大学受験用に作られた英単語集であり、英会話の目的とは少し異なります。ですが長年愛され英単語集であり、体系的にしっかりと英語を学びたい人にとっては特にオススメできる英単語集の一つです。
英文法の勉強方法
英文法については中学〜高校の英語を終了していれば英会話に関しては十分です。もし不安がある人は中学英語で学ぶ内容で十分なので次のような教材を検討してみてください。
中学・高校の時の教科書
日常で使う文法については中学〜高校英語で網羅されています。一度使用した事がある本は初めて読む本よりも復習が簡単です。もし中学〜高校の教科書をまだ持っている人がいれば試してみてください。
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (名人の授業)
東進ハイスクールからの出ている参考書です。東進ハイスクールの参考書はビジュアル・絵を多く使用しており非常に読みやすい本です。好みは分かれますが、最低限の文法力をつけたい人にとっては短時間で学ぶ事ができます。
Next Stage 英文法・語法問題
私自身が大学受験で使用していた参考書の一つです。大学受験用の参考書であり実際にコミュニケーションでは使用しないような文法や語法も多く含まれています。また分量も多いため勉強には時間がかかります。
英語を体系的にしっかりと学びたいという人にオススメの参考書です。
オススメの英会話、リスニング勉強方法
リスニング・英会話の勉強をしようと思った場合にはまず英会話の練習・勉強をするのがおすすめです。英会話にはリスニング能力が不可欠です。はじめは大変かもしれませんが、英会話の練習をしているうちに自然とリスニング力はついていきます。リスニングのみの勉強は英会話に慣れてからでも遅くありません。
とくに英会話の練習にオススメの勉強方法、リスニングの勉強にオススメの勉強方法を紹介します。
オススメの英会話勉強方法
オンライン英会話教室
英会話を学びたいと思ったら、初級者から上級者までまずはどこかのオンライン英会話教室に登録しましょう。理由はいくつかあります。
- 通学型の教室と比べて圧倒的に安い
- いつでもどこでも学べるので習慣化しやすい
- 毎日英語を話す事ができる
最近は英語学習手段として一般的になっておりすでに登録している人も多いと思います。オンライン授業は対面授業では得られない安さ・簡便さという大きなメリットがあります。最近は回線も安定し実際に会っているのとほとんど変わらないクオリティで授業を受けることも可能です。
毎日25分間の授業を受けたとしても月6000円程度の授業料から始める事ができます。無料体験もありますので是非一度試してみてください。もし興味があれば下記の記事も参考にしてみてください。
英会話カフェ
対面で英会話をしたいと思った場合にオススメの方法です。次のような特徴があります。
- 安価で英会話ができる
- 対面で英会話ができる
- ネイティブの人と話をすることができる
安く、対面で、ネイティブの人と英会話ができます。ある程度大きな駅・都市であれば近くに”英会話カフェ”のような場所があることが多いです。
多くは外国人と数人の日本人で英会話を楽しむような形式になっています。場所や時間帯によっては一対一で話ができることもあります。値段設定は月額制、その都度払いの所等多種多様ですが、安いところでは500円＋ドリンク代の合計1000円程度で1時間近く会話することもできます。私自身は1時間1000円程度の英会話カフェによく通っていました。
もし興味がある人がいらっしゃれば、「よく使う駅名」＋「英会話カフェ」でgoogle検索をしてみてください。
English Boot Camp
私が経験した英語の勉強で最も効果的・成長できた勉強法の一つであり、紹介をさせていただきます。次のような特徴のある教室です。
- 2日間の合宿形式で英語のみを話す(日本語禁止)
- 英語を話す度胸がつく
- 値段は高額(税込み107,000円)
特に英語を話す事にためらい、苦手意識がある人に対してとてもオススメの方法です。
私は現在英語のコミュニケーションには困ることはなく、恥ずかしさ・ためらいを持つこともありません。しかし昔は自分の英語に自信がなく話す前にも頭の中で考えた後に話す事が多かったです。私も含めて多くの日本人はこのようなタイプが多いです。
この合宿では2日間20時間のレッスンでその英語に対するためらいを完全に払拭してくれます。
授業の内容を簡単に言うと、日本語禁止の環境で瞬間英作文の練習や英会話の練習を行います。わからない単語、表現があったとしてもジェスチャー等で伝えます。ジェスチャーについてもそれ自体に意味をもたせるように非常に大きく表現します。はじめは恥ずかしいと感じましたが、2日間終わった後にはためらいは完全に消え、ネイティブのような抑揚を付けた会話ができるようになりました。
1日目、2日目が終わった後に家に帰るまでの間、自分が考えている事が自然と英語で出てくるような不思議な感じを味わいました。この体験は本当に衝撃的で今でも自分の英語力の基礎になっていると感じています。
値段は2日間で約10万円と高額ですが、今後の英語力の基礎になると考えれば決して高くはないと思います。時間と余裕がある人は一度検討してみてください。
オフラインでの英会話教室
最近はオンライン英会話教室が有名になったことによりオフライン、対面型での英会話教室に通う人は少なくなりました。次のような特徴があります。
- 対面型の授業であり実践的な英会話が学べる
- グループレッスンで仲間ができる
- オンラインと比べると高額である
やはり対面型授業の良い点は実際に相手と対峙して生きたコミュニケーション、会話ができる点です。これはオンライン英会話では決して味わえない経験・緊張感です。またグループレッスンに参加する人が多いですが、そこで同じ英会話勉強仲間ができることも多いです。
ただ、もちろん値段はオンライン英会話教室と比べるとかなり高額になります。グループレッスンは比較的安価で受ける事はできますが、月4-5回のレッスンで安くとも10,000〜15,000円/月、高い場合には30,000円/月という所もあります。毎日レッスンを受けて月6,000円程度のオンライン英会話とは大きな違いです。
私自身はオンライン英会話教室を中心に学んでいますが、もし興味がある人がいらっしゃれば一度調べてみてください。
オススメのリスニング勉強方法
リスニングの能力については英会話の練習をしていれば、自然と身につくものです。なのであえて勉強をしなくても良いと思っています。ただ、もしリスニングを中心に勉強したいと思った場合には次のような方法がおすすめです。
YouTube
英語に触れ、リスニングの能力を鍛える方法としてYouTubeはオススメです。YouTubeでは自動字幕機能がついており英語の動画であっても即座に日本語・英語で文字起こしをしてくれます。正確ではない時もありますが、意味を理解する分には十分なクオリティです。
興味がある分野の海外YouTuber動画をみながら楽しくリスニングの練習をすることができます。オススメのチャンネルとしてTEDtalkというアメリカの有名なプレゼンテーション番組があります。世界で活躍する有名な人がプレゼンテーションを行う番組であり、過去にはビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズのような有名人も出演しています。動画の内容だけでも勉強になりますので良かったら見てみてください。
https://www.youtube.com/c/TED/featured
シャドーイング・コピーイング
リスニングを鍛える有名な方法としてシャドーイング・コピーイングという方法があります。
シャドーイング：英語の音声を流しながら、影のように少し遅れながら同じ内容を話してい
コピーイング：英語の音声を流し、適宜止めて・テキストを見ながら同じように発音していく
シャドーイングはとても有効な勉強方法である事には間違いないのですが、ひじょーに難しいです。やってみると分かりますが簡単な英語であっても一回目からついていくのはまずできません。
その時にオススメの方法として、シャドーイングに似ているコピーイングという方法があります。コピーイングであれば初心者であっても実践することが可能です。またコピーイングで慣れる事ができればシャドーイングを行う事も比較的簡単にできます。
使える五感を最大限使っているので非常に疲れますが、毎日続けていれば必ず効果が実感できます。
シャドーイング、コピーイングの題材としては上記であげたTED talkがオススメです。比較的どのプレゼンターもわかりやすい英語で話してくれるため聞き取りやすく、また字幕も出るため意味と単語が簡単に調べることができます。
洋画
こちらは上級者向けのリスニング勉強方法です
よくリスニングの練習として使用する人がいます。うまく使えばもちろん効果的ですが、最難関といっても過言ではないと思います。
私はニュース等の英語であれば比較的聞き取る事ができますが、洋画はほぼ分かりません。会話の早さに加えて、省略、スラング、言い回しなど非ネイティブが絶対に触れる事がないような情報が目まぐるしく出てくるため全くついていく事ができません。
しかしある程度英語に慣れている人にとっては、日本にいながら本当に生きた英語を学ぶ良い方法の一つです。
予備校時代の英語の先生がおっしゃっていた”洋画を元にしたリスニングの勉強”で次のように三段階で見る方法をオススメしていました。
- 日本字幕で見る
- 英語字幕で見る
- 字幕なしでみる
中々実践は難しいですが、更に高いレベルのリスニング力を手に入れたい人は挑戦してみてください。
時間がない人のための短期集中学習方法
オススメの動画(半年で外国語を取得する方法)
英語学習者の中には「突然海外に行かなくては行かなくなった」「文法・単語は良いからとにかく早く喋れるようになりたい」という人もいると思います。
短期間で完璧なコミュニケーションは難しくとも3-6ヶ月あれば十分に海外で困らないコミュニケーション能力を手に入れる事は可能です。例えば有名なTEDtalkというYouTubeチャンネルで「どんな言語でも半年で習得する方法」という動画があります。
引用元：どんな外国語も半年で習得する方法, TEDtalk, YouTube.
こちらの動画では具体的な方法を話していますが、私なりに重要だと思った点をまとめます。
- とにかくその言語をたくさん聞く
- すぐに話す環境を作る
- ボディランゲージ等も含めて、言葉ではなく”意味”を伝える練習をする
- 言葉とイメージを直結させる
- 顔の動かし方を真似る
- 単語は最低限で良い。それを組み合わせる練習をする。
これまで英語ではない現地語を学ぶ際にこちらの方法を実践した事がありましたが、当然のことながら本で勉強するよりも遥かに成長速度は早かったです。
日本で短期間で英会話を取得するための方法
上記の方法を実践しようと思った場合、実際に外国に行けば簡単に行う事ができますが日本ではそう簡単にはできません。最近は色々な英語勉強ツールが揃っているため組み合わせる事により短時間で早い成長を期待できます。
継続は大変ですが、これらを実践すれば必ず成果はでます。海外に行くという目標を見定めながら頑張ってください。
1.オンライン英会話教室で毎日話す
言語の成長には継続が最も重要です。オンライン英会話は安く、いつでも学ぶ事ができるため習慣づけに最適です。
2.定期的に対面で外国人と話す
実際のコミュニケーションでは対面で会話を行います。オンライン英会話では得られない緊張を感じたり、ボディランゲージを使ったコミュニケーション等の練習ができます。最近では高額の英会話教室に通わずとも英会話カフェ等で安く外国人と会話ができます。
3.時間があればYouTube等で英語にふれる
本気でその言語を学びたいと思った場合は、常にその言語に触れているくらいの気持ちが大事です。オーディオブック、YouTube等のツールを使って英語にふれる時間を増やしてください。
4.最低限の単語、文法は暗記する
言語には当然単語と文法の知識は必要です。ですが、深い知識は必要ありません。まずは中学〜高校の単語・文法力を復習した後はそれを組み合わせる練習をしてください。
5.English Boot Campに参加する
個人的には英語勉強のとっかかりとしてオススメしたいです。2日間20時間のレッスンで、英語漬けの2日間が体験できます。私が受けたときには考える事が全て英語に変換されてしまうような不思議な体験をしました。2日間で約10万円と高額ですが、かならず今後の英会話の基礎になるはずです。
まとめ
英語の勉強方法についてまとめた記事です。海外に行こうと思った時に言葉は大きな障壁となりやすいです。ですが、言語はきちんと勉強し使い続けていればかならず上達していきます。
こちらの記事では具体的な勉強方法を記載しています。少しでも皆さんの英語勉強の助けになれば嬉しいです。
- 短い時間でも毎日英語に触れるようにする
- 知識よりも実践、アウトプットできる場所を見つける
- 海外に行くという具体的な目標をイメージする
