海外でのボランティアは、医療・看護・教育・環境問題等の多岐に渡る活動がありますが、その際に問題となってくるのがコミュニケーションです。確かに英語が使えなくても、対話する熱意があれば乗り越えられたり、出来る事はたくさんあるのは事実ですが、それでもやはり英語は絶対に使えたほうが良いと確信を持ってお伝えしたいです。
ただ、高度な英語能力は必要ありません。中学英語の文法と単語力があり、その使い方の練習をすれば誰でも達成可能です。もし言語の壁で迷っているのであれば、一度こちらの記事を読んでいただければ嬉しいです。
英語は絶対に勉強した方が良い
現地の人達や他の国から来たボランティアの人達とコミュニケーションを取る場合に最も有用かつ汎用性がある手法はやはり英語です。
海外で活動をする場合、活動する内容にもよると思いますが基本的には日本人とだけ関わることはまずないと思います。その国のスタッフだったり、他の国から来たボランティア等と関わる事が必ずありますが、その時に使うコミュニケーション手段はほとんどの場合に英語を使用します。
現地の人達と接する場合には気持ちや感情で関わる事でも有意義な活動につなげる事は出来ると思いますが、より良い・価値を提供出来る活動をしたいと思った場合にはやはりコミュニケーションやディスカッションが必要となります。その場合に日本語だけでは不可能と無力感を感じることになってしまうかもしれません。
中には通訳をしてくれるスタッフを採用している団体もありますが、日本人それぞれに一人の通訳者をつけることは出来ないため、必ず日本語以外のコミュニケーションを使う機会が出てきます。
英語が出来ればどの地域・団体でも通用する
英語でのコミュニケーションが出来れば、どこの地域・どこの団体でもコミュニケーションで困る事は殆どなくなります。
日常生活の面でのメリット
海外旅行をしたことがある人はわかると思いますが、英語が母国語ではない国であっても第二言語として英語を使用している国は多いです。公共交通機関や大きなお店ではほとんどの場合で英語が使用出来ます。文法や発音にはかなり癖がありますが、お互い単語を言い合うだけでも意外とコミュニケーションが取れます。
より現地の生活に近い地域では英語が伝わらないのでその場合には困ることも多いですが、そのような所で現地スタッフのサポートなしで活動することは稀かと思います。
活動の中でのメリット
日本人が参加出来る団体であれば、基本的にどの団体であっても英語が出来れば困る事は少ないです。団体の母体によってはフランス語等をメインにしている所もありますが、そのような団体でも第二言語として英語を使用できる人がほとんどです。英語で簡単なコミュニケーションが取れればコミュニケーション面でのストレスもかなり減ると思います。
英語が出来ることのメリット
どこでも共通言語として使える
今、全世界をみると5人に1人が第二言語として英語を使用していると言われています。意外と少ない数字にも感じますが、私達が参加するような団体においては英語の使用率は更に高いです。またボランティア活動以外でも、海外旅行・外資系の企業での仕事等、人生でも非常に有用なツールの一つになるはずです。
コミュニケーションへのストレスがなくなる
海外ボランティアにおいてはこの点も大きなメリットとなります。実際に仕事をしていると英語でのコミュニケーションに苦労しているスタッフは少なからずいます。英語がなくても出来る事があるとは言え、英語でコミュニケーションを取るスタッフの中で活動をしていると無力感やストレスを感じてしまうこともあるようです。
参加出来る活動の幅が広がる
中にはある程度の英語力を要する活動もあります。そのような活動も含めて自分が自信をもって参加出来ることは一つのメリットになります。
中学〜高校の英語力があれば十分
中学〜高校英語とほんの少しのボディランゲージで十分対応可能です。
コミュニケーションだけに限って言えば、中学〜高校英語の単語の並べかえだけでも可能です。高校英語までの単語量は2500語弱ですが、基本的に2000語で使用する文章や会話の80%をカバー出来ると言われています。当然困る瞬間も多々存在しますが、そこにボディランゲージを組み合わせることが出来れば予想以上のパワーを発揮します。
ほとんどの人は高校卒業まで英語を学んでいると思うので、文法や単語量は十分量に近いと思います。あとは会話等のアウトプットを増やす事が出来れば英語の壁は簡単に超えることが出来ます。
オンライン英会話がおすすめ
何よりもアウトプットが需要です。いくつかオススメの勉強法はありますが、まずはオンライン英会話から入る事がおすすめです。最近のオンライン英会話はコンテンツやクオリティもかなり充実してきており、会話の練習という面では十分すぎる内容を享受できます。
家からいつでもアクセス出来、かつ値段も毎日25分の授業を月6000〜7000円程度で受ける事ができます。継続性という意味では安価かつアクセスの良さはとても重要な要素です。